スクリーンショット(画面キャプチャ)を撮る方法は、PCやスマートフォン、タブレットの種類によって異なります。この記事では、一般的な方法をわかりやすく解説します。スクリーンショットは、画面に表示されている内容を画像として保存する方法で、メモや情報の保存、他の人と情報を共有する際に便利です。これから、Windows、Mac、iPhone、Android端末でのスクリーンショットの撮り方を順を追って紹介します。
1. Windowsでスクリーンショットを撮る方法
Windowsにはいくつかのスクリーンショットを撮る方法がありますが、最もよく使われるものをいくつか紹介します。
1.1. 「Print Screen」キーを使う
最も簡単な方法は、キーボードにある「Print Screen」キーを使用することです。このキーを押すと、画面全体がコピーされます。コピーされた内容は、画像編集ソフトやWordなどに貼り付けて保存できます。
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画面全体をコピーする:
- キーボードの「Print Screen」キーを押す。
- その後、ペイントやWordなどに「Ctrl + V」を使って貼り付け、保存します。
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アクティブウィンドウだけをコピーする:
- 「Alt」キーと「Print Screen」キーを同時に押します。
- これで、アクティブなウィンドウのみがコピーされ、ペイントやWordに貼り付けて保存できます。
1.2. 「Windows + Shift + S」を使う
Windows 10以降では、「Windows + Shift + S」のショートカットを使って、選択範囲を指定してスクリーンショットを撮ることができます。この方法では、画面の一部だけを選んでキャプチャすることができます。
- キーボードで「Windows + Shift + S」を押します。
- 画面が暗くなり、マウスカーソルが十字に変わるので、スクリーンショットを撮りたい範囲をドラッグして選択します。
- 画像は自動的にクリップボードにコピーされ、ペイントやその他のアプリケーションに貼り付けて使用できます。
1.3. 「Snipping Tool」を使う
「Snipping Tool」(スニッピングツール)というアプリを使うことで、さらに細かい設定ができます。ウィンドウや矩形、フリーフォームなどの選択範囲を指定してスクリーンショットを撮ることができます。
- スタートメニューで「Snipping Tool」と検索し、アプリを開きます。
- 「新規作成」をクリックし、スクリーンショットを撮りたい範囲を選択します。
- 画像はそのまま保存することができ、編集も可能です。
2. Macでスクリーンショットを撮る方法
Macでもスクリーンショットを撮る方法は非常に簡単で、いくつかのショートカットを使用できます。
2.1. 画面全体のスクリーンショットを撮る
- 「Command + Shift + 3」を同時に押します。
- 画面全体がキャプチャされ、デスクトップに画像ファイルとして保存されます。
2.2. 範囲指定でスクリーンショットを撮る
- 「Command + Shift + 4」を同時に押します。
- マウスカーソルが十字に変わり、撮りたい範囲をドラッグで選択します。
- 範囲が決まったら、その部分がキャプチャされ、デスクトップに保存されます。
2.3. 特定のウィンドウのスクリーンショットを撮る
- 「Command + Shift + 4」を押した後、スペースバーを押します。
- 画面上にカメラのアイコンが表示されるので、撮りたいウィンドウをクリックします。
- そのウィンドウだけがキャプチャされ、デスクトップに保存されます。
3. iPhoneでスクリーンショットを撮る方法
iPhoneでは、物理ボタンを使用して簡単にスクリーンショットを撮ることができます。
3.1. Face ID搭載のiPhone(iPhone X以降)
- 画面を表示させた状態で、右側の「サイドボタン」と「音量アップボタン」を同時に押して、すぐに離します。
- シャッター音が鳴り、画面の下部にスクリーンショットのサムネイルが表示されます。
- サムネイルをタップすると、編集画面が表示されます。
3.2. Touch ID搭載のiPhone(iPhone 8以前)
- 画面を表示させた状態で、ホームボタンと「サイドボタン」または「トップボタン」を同時に押して、すぐに離します。
- シャッター音が鳴り、画面の下部にスクリーンショットのサムネイルが表示されます。
- サムネイルをタップすると、編集画面が表示されます。
4. Androidでスクリーンショットを撮る方法
Android端末では、スクリーンショットを撮る方法も簡単です。
4.1. 一般的な方法
- 画面を表示させた状態で、「電源ボタン」と「音量ダウンボタン」を同時に押して、すぐに離します。
- シャッター音が鳴り、画面にスクリーンショットのサムネイルが表示されます。
- サムネイルをタップして編集したり、保存したりできます。
4.2. 長いスクリーンショット(スクロールキャプチャ)
一部のAndroid端末では、長いページをスクリーンショットとして保存する「スクロールキャプチャ」が可能です。
- 通常のスクリーンショットを撮った後、サムネイルが表示されるので、そこに「スクロールキャプチャ」のオプションが表示されることがあります。
- これをタップすると、ページを下にスクロールしながらスクリーンショットが撮影され、長い画像として保存されます。
5. まとめ
スクリーンショットを撮る方法は、使っているデバイスによって少しずつ異なります。WindowsやMac、iPhone、Androidの各デバイスには、それぞれ便利なショートカットや機能があります。スクリーンショットを上手に活用することで、情報を簡単に保存したり、他の人と共有したりすることができます。

