ピニャータの作り方:完全ガイド
ピニャータは、メキシコの伝統的な遊びで、特に誕生日やお祝いの場で人気です。色とりどりの紙や装飾で作られたピニャータの中には、お菓子やおもちゃが詰められており、参加者が目隠しをして棒でピニャータを叩いて、中身を出すというゲームです。この遊びは、子どもから大人まで楽しめるので、パーティーやイベントでよく見られます。今回は、自宅で簡単に作れるピニャータの作り方をご紹介します。

材料
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箱または新聞紙(ピニャータの基本形)
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空の箱(シリアルボックスや靴箱など)や新聞紙を使います。
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紙粘土(またはボンド、紙)
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ピニャータを固めるための素材です。新聞紙とボンドを使って手作りすることができます。
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カラフルな紙(テープや折り紙でも可)
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ピニャータを飾るために使います。お好みの色で装飾しましょう。
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ひも(吊るすため)
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お菓子や小さなおもちゃ
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ピニャータの中に入れるアイテム。チョコレートやキャンディーなどが一般的です。
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はさみや接着剤
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ボールまたはカップ(底の部分)
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ピニャータの底を作るために必要です。
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手順
1. ピニャータの基本形を作る
まず最初に、ピニャータの形を作ります。箱や新聞紙を使って、好みの形を作成します。例えば、丸い形や動物の形、星の形など、自由にデザインできます。
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箱を使う場合:空の箱を選び、両端を切り取って、長方形や円形になるように調整します。箱の内側にお菓子を入れるスペースを作り、底部分に小さな穴を開けて、ひもを通せるようにします。
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新聞紙を使う場合:丸いボールを作り、その上に新聞紙を数層重ねて固めていきます。ボールが乾燥したら、新聞紙を取り除き、内側に穴を開けてお菓子を入れるスペースを作ります。
2. 固めるための紙粘土またはボンドを使う
ピニャータの形を作った後、紙粘土やボンドと新聞紙を使って、ピニャータを強固にします。これで、棒で叩いても壊れない丈夫なピニャータになります。
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紙粘土の場合:紙粘土を薄く伸ばし、ピニャータの表面に貼り付けます。乾燥した後に固まりますので、十分に乾かす時間を確保しましょう。
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ボンドと新聞紙の場合:新聞紙をボンドに浸し、ピニャータの形に重ねていきます。何層か重ねて、乾燥させます。
3. ピニャータを装飾する
ピニャータが乾いたら、カラフルな紙で飾ります。紙を細かく切って、ピニャータの表面に接着剤で貼り付けていきます。色とりどりの紙で、ピニャータを華やかに仕上げましょう。
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リボンやフリンジを追加する:装飾にリボンやフリンジを使うことで、より立体感のある仕上がりになります。
4. 中身を詰める
ピニャータが完成したら、穴を開けた部分からお菓子やおもちゃを詰めます。小さなおもちゃやキャンディー、チョコレートなど、好みに合わせて入れましょう。詰める際に、重いものは底に、軽いものは上に配置すると良いでしょう。
5. 吊るすためのひもを取り付ける
ピニャータの上部にひもを取り付けます。ひもをしっかりと結び、ピニャータを吊るせるようにします。天井や屋外の木に吊るすために、丈夫なひもを選んでください。
ゲームの準備と遊び方
ピニャータを吊るしたら、遊び方を準備しましょう。参加者は順番に目隠しをして、棒でピニャータを叩きます。ピニャータが壊れるまで叩き続け、お菓子が飛び出してきたら、みんなでそのお菓子を取り合いましょう。
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目隠しのポイント:目隠しをして叩くことで、ゲームに面白みが増しますが、安全のために周囲に気をつけながら行いましょう。
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チーム戦にする場合:大人数の場合は、チームを作って順番に叩くようにすると盛り上がります。
まとめ
ピニャータは、簡単に作れる上に、パーティーやイベントを楽しく盛り上げるアイテムです。自分で作ることで、より思い出深いお祝いを作ることができます。材料も手に入りやすいもので、基本的には箱や新聞紙を使って形を作り、紙粘土やボンドで強度を増し、カラフルに飾っていきます。お菓子やおもちゃを詰めて吊るしたら、みんなで楽しく遊びましょう。