フランス語で時間と日付を読むことは、フランス語学習において非常に重要なスキルです。特に日常生活やビジネスシーンにおいて、時間や日付を正確に伝えることは欠かせません。この記事では、フランス語での時間の読み方、日付の表現方法を詳細に解説し、練習を通じてその理解を深めます。
1. フランス語での時間の読み方
フランス語では、時間を言う方法が日本語とは少し異なります。時間を表現するために「 heures(ウール)」という単語を使います。以下に、フランス語での時間の読み方の基本的なルールを示します。
基本の時間の表現
フランス語では、「時」を表すときに、「une heure(ユヌ・ウール)」や「deux heures(ドゥ・ウール)」のように、数字に続けて「heures」を使います。以下は、フランス語で時間を読む基本的な例です。
- 1時 → une heure (ユヌ・ウール)
- 2時 → deux heures (ドゥ・ウール)
- 3時 → trois heures (トロワ・ウール)
- 4時 → quatre heures (キャトル・ウール)
- 5時 → cinq heures (サンク・ウール)
- 6時 → six heures (シス・ウール)
- 7時 → sept heures (セット・ウール)
- 8時 → huit heures (ユイット・ウール)
- 9時 → neuf heures (ヌフ・ウール)
- 10時 → dix heures (ディス・ウール)
- 11時 → onze heures (オンズ・ウール)
- 12時 → douze heures (ドゥーズ・ウール)
分の表現
フランス語では、時間と分を組み合わせて表現します。たとえば、「3時15分」は「trois heures et quart(トロワ・ウール・エ・カル)」と言います。15分のことを「un quart(アン・カル)」と言うので、15分は「カル」と覚えましょう。
また、30分は「trente minutes(トラント・ミニュット)」と言います。30分の場合、時間の後に「et demie(エ・ドゥミ)」をつけて、「3時半」を「trois heures et demie(トロワ・ウール・エ・ドゥミ)」と言います。
- 3時15分 → trois heures et quart (トロワ・ウール・エ・カル)
- 3時30分 → trois heures et demie (トロワ・ウール・エ・ドゥミ)
- 4時45分 → quatre heures moins le quart (キャトル・ウール・モワン・ル・カル)(「15分前」を意味する表現)
その他の表現
- 1分 → une minute (ユヌ・ミニュット)
- 5分 → cinq minutes (サンク・ミニュット)
- 10分 → dix minutes (ディス・ミニュット)
これらを組み合わせることで、フランス語での時間表現が可能になります。たとえば、「5時10分」をフランス語で言うと「cinq heures dix(サンク・ウール・ディス)」です。
2. フランス語での日付の表現
日付を表す際には、フランス語の特有の表現方法があります。日本語と同じように、「日」「月」「年」の順番で日付を表現しますが、フランス語では月や日付を定冠詞「le」をつけて言います。
日付の基本
- 日:「le jour(ル・ジュール)」または「la date(ラ・ダート)」を使います。
- 月:「le mois(ル・モワ)」を使い、月を表現します。
例:
- 1日 → le premier (ル・プルミエ)
- 2日 → le deux (ル・ドゥ)
- 3日 → le trois (ル・トロワ)
月の表現
フランス語では月名は次のように表現されます。
- 1月 → janvier (ジャンヴィエ)
- 2月 → février (フェブリエ)
- 3月 → mars (マール)
- 4月 → avril (アヴリル)
- 5月 → mai (メ)
- 6月 → juin (ジュアン)
- 7月 → juillet (ジュイエ)
- 8月 → août (ウト)
- 9月 → septembre (セプトンブル)
- 10月 → octobre (オクトーブル)
- 11月 → novembre (ノヴァンブル)
- 12月 → décembre (デサンブル)
日付の表現方法
フランス語では日付を表すときに、数字を言うときに月と日を順番に言います。年を言うときは、通常「l’année(ラネ)」を使います。日付を言う際の例を見てみましょう。
- 2025年3月17日 → le 17 mars 2025(ル・ディズィト・マール・ドゥ・ヴァン・トゥ・サンク)
- 2023年12月25日 → le 25 décembre 2023(ル・ヴァンサンク・デサンブル・ドゥ・ヴァン・トゥ・トロワ)
また、月日は口語で使われることが多く、例えば「今日の日付」は「aujourd’hui, c’est le 17 mars(オージュルデュイ、セ・ル・ディズィト・マール)」と言います。
3. 時間と日付に関連するフレーズ
時間や日付に関連するフレーズもいくつか覚えておくと便利です。
- 今何時ですか? → Quelle heure est-il ? (ケル・ウール・エ・ティル?)
- 今日は何日ですか? → Quelle est la date aujourd’hui ? (ケル・エ・ラ・ダート・オージュルデュイ?)
- 明日は何日ですか? → Quelle est la date demain ? (ケル・エ・ラ・ダート・ドゥマン?)
- 午前8時です。 → Il est huit heures du matin. (イル・エ・ユイット・ウール・デュ・マタン)
- 午後3時です。 → Il est trois heures de l’après-midi. (イル・エ・トロワ・ウール・ドゥ・ラプレス・ミディ)
4. まとめ
フランス語で時間や日付を理解し、使いこなすことは、日常生活において非常に有益です。時間を正確に言えるようになることで、フランス語を使う場面でのコミュニケーションがスムーズになり、日付を使う際にも役立ちます。しっかりと練習し、自然に使えるようになることを目指しましょう。
