手作りのクシュタ(カシュタ)バルディの作り方
クシュタ(カシュタ)バルディは、エジプトや中東地域でよく食べられる伝統的なデザートの一つで、濃厚でクリーミーな味わいが特徴です。このレシピでは、家庭で簡単に作れる方法をご紹介します。材料はシンプルで、基本的には牛乳、クリーム、砂糖が主な成分となります。

必要な材料:
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牛乳(全脂):1リットル
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生クリーム(乳脂肪分35%以上):200ml
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砂糖:200g
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コーンスターチ(または片栗粉):3〜4大さじ
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バニラエッセンス:少々(お好みで)
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ピスタチオやアーモンド(飾り用):適量
作り方:
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牛乳と生クリームを混ぜる:
まず、大きな鍋に牛乳と生クリームを入れ、弱火で温めます。中火にして、牛乳が沸騰しないように注意しながら混ぜ続けます。これにより、クシュタのベースが滑らかでクリーミーになります。 -
コーンスターチを溶かす:
別の小さいボウルにコーンスターチを取り、少量の牛乳(約100ml程度)を加えて、しっかりと溶かします。ダマにならないように注意し、完全に溶けたら鍋に加える準備をします。 -
コーンスターチを加える:
牛乳と生クリームが温まったら、溶かしたコーンスターチを鍋に加えます。この時、かき混ぜながら加えてください。コーンスターチが加わることで、クシュタのテクスチャーがとろっとしてきます。 -
砂糖を加える:
次に砂糖を加え、完全に溶けるまでかき混ぜます。砂糖が溶けたら、火を少し強くして、混ぜ続けながら煮詰めます。ゆっくりととろみがついてきますので、焦げないように気をつけながら絶えず混ぜることが重要です。 -
バニラエッセンスを加える:
クリーム状のクシュタができあがったら、バニラエッセンスを少々加えて、香りをつけます。お好みで他のフレーバー(例えばオレンジの皮やローズウォーターなど)を加えても良いでしょう。 -
冷やす:
クシュタがとろみを持ち、完全に温かくなったら、火を止めて少し冷まします。冷めてきたら、容器に移して冷蔵庫で数時間、もしくは一晩冷やします。冷やすことで、クシュタがより濃厚な食感に仕上がります。 -
仕上げ:
冷えたクシュタを取り出し、上にピスタチオやアーモンドを飾りつけます。これにより、見た目が華やかになり、食感のアクセントも加わります。
提供方法:
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クシュタバルディは、デザートとしてそのまま食べてもおいしいですが、クッキーやナッツ、ドライフルーツと一緒に食べても非常に相性が良いです。
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冷たいままで提供することが多いですが、温かい状態でもおいしくいただけます。
コツとアドバイス:
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コーンスターチの量は、求めるとろみ具合に応じて調整できます。とろみが強すぎると、カスタードのようになってしまうので、少しずつ加えて調整しましょう。
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砂糖の量もお好みで調整できますが、クシュタバルディは濃厚な甘さが特徴なので、甘さは控えめにするのはおすすめしません。
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長時間冷やすと、よりしっかりとしたテクスチャーになりますが、短時間でも十分おいしくいただけます。
このクシュタバルディは、家庭で手軽に作れる本格的なデザートであり、特別な日のデザートやおもてなしにもぴったりです。是非試してみてください!