HTML(Hypertext Markup Language)は、ウェブページの構造を作成するための基本的な言語です。HTMLを使用することで、テキスト、画像、リンク、フォーム、ビデオなど、ウェブページに必要な要素を配置し、ユーザーに視覚的に表示することができます。以下では、HTMLの基礎から応用までを包括的に解説します。
1. HTMLの基本構造
HTML文書は、基本的に次のような構造を持っています。
htmlhtml>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>ページタイトルtitle>
head>
<body>
<h1>こんにちは、世界!h1>
<p>これはHTMLの基本的なページです。p>
body>
html>
・
HTML5文書であることをブラウザに伝える宣言です。
・
HTML文書の開始を示すタグです。lang="ja"は日本語であることを示します。
・
ページに関するメタ情報を含むセクションです。タイトル、文字セット、外部CSSやJavaScriptファイルのリンクなどを含みます。
・
文字エンコードをUTF-8に設定するタグです。日本語を正しく表示するために重要です。
・
ブラウザタブに表示されるページのタイトルを設定します。
・
実際のコンテンツが含まれる部分です。テキスト、画像、リンク、フォームなどがここに記述されます。
2. よく使われるHTMLタグ
HTMLには様々なタグがあります。以下はよく使われるタグの例です。
・見出しタグ
HTMLでは、
から
までの6段階の見出しタグを使うことができます。
は最も重要な見出し、
は最も低い重要度の見出しです。
html<h1>主見出しh1>
<h2>副見出しh2>
<h3>さらに小さな見出しh3>
・段落タグ(
)
<h1>主見出しh1>
<h2>副見出しh2>
<h3>さらに小さな見出しh3>
)段落を作成するために使用されるタグです。
html<p>これは段落のテキストです。p>
・リンクタグ()
他のウェブページやリソースへのリンクを作成するために使用します。
html<a href="https://www.example.com">Exampleのウェブサイトへa>
・画像タグ(![]()
)
画像を埋め込むためのタグです。src属性で画像のURLを指定し、alt属性で代替テキストを設定します。
html<img src="image.jpg" alt="説明文" />
・リストタグ
HTMLには順序付きリスト(
- )と順序なしリスト(
)があります。リスト項目は
タグを使用して作成します。
順序付きリスト(番号付き):
html<ol>
<li>一番目の項目li>
<li>二番目の項目li>
ol>
順序なしリスト(箇条書き):
html<ul>
<li>項目1li>
<li>項目2li>
ul>
・テーブルタグ
データを表形式で表示するために使用します。
,
|
