自家製ハルーミチーズの作り方
ハルーミチーズは、特に中東や地中海地域で人気のある塩味のある固めのチーズで、焼いて食べることができる特徴があります。サラダに加えたり、グリルして食べたりすることで、その独特な風味を楽しむことができます。今回は、家庭でも簡単に作れるハルーミチーズのレシピをご紹介します。

材料
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牛乳または羊乳:2リットル
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レモン汁または白ワインビネガー:60ml(約大さじ4)
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塩:大さじ1(好みに合わせて調整)
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カルシウム塩(オプション):小さじ1(ミルクを凝固させるために使用)
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水(凝固剤を使う場合に必要):少量
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ガーゼまたはチーズクロス
手順
1. 牛乳を加熱する
まず、大きな鍋に牛乳を入れ、中火でゆっくりと加熱します。牛乳が温かくなり、約85℃に達したら、火を止めます。沸騰しないように気を付けましょう。牛乳が沸騰しない程度に加熱することがポイントです。
2. 凝固剤を加える
レモン汁または白ワインビネガーを牛乳に加えて、ゆっくりとかき混ぜます。これで、牛乳が凝固し始めます。もしカルシウム塩を使う場合は、水に溶かしてから牛乳に加えます。混ぜると、牛乳の中で固まりが見えるようになり、約5〜10分ほどそのまま置いておきます。
3. カッテージチーズを分ける
凝固した牛乳から固形物(カード)と液体(ホエー)を分けます。カードはチーズの元になる部分で、ホエーは捨てます。カードを取り出すためには、ガーゼやチーズクロスを使って、液体部分をしっかりと絞り出すと良いでしょう。
4. チーズを切り、塩を加える
カードを適当な大きさに切り、塩を加えます。このとき、チーズに塩味をしっかりとつけるため、しっかりと混ぜてください。好みで、少し多めに塩を加えると、より風味が強くなります。
5. 型に入れる
塩を混ぜたカードを、チーズの型に詰めます。型にしっかりと押し込みながら入れて、余分な空気を抜きます。型に入れた後は、さらに30分ほどそのまま置きます。
6. 冷却と保存
型から取り出したチーズを冷水で軽く洗い、ガーゼで包みます。その後、冷蔵庫で保存し、1〜2日間寝かせることで、風味が増します。自家製ハルーミチーズは、食べる前に少し塩を追加しても良いです。
ハルーミチーズの使い方
ハルーミチーズはそのまま食べても美味しいですが、焼くことでさらに風味が増します。フライパンやグリルで焼いて、サラダに乗せたり、サンドイッチに加えたりするのが一般的です。焼くと外はカリッと、内側は柔らかくなるので、食感の違いも楽しめます。
注意点
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牛乳の種類によって、出来上がりの質感が少し異なることがあります。羊乳を使うと、より本格的な味わいが楽しめます。
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焼く際は焦げやすいので、焼き時間を短めに設定し、両面をしっかりと焼きましょう。
自家製ハルーミチーズは、手作りならではの新鮮な風味を楽しめます。家で簡単に作れるので、是非試してみてください!