ミルクとチーズ

自家製ルームチーズの作り方

ルームチーズの作り方

ルームチーズ(または「エジプト風チーズ」)は、その独特な風味と硬さで人気のあるチーズの一つです。このチーズは、エジプトや中東の地域で広く食べられていますが、日本でもその美味しさが注目されつつあります。この記事では、自宅で簡単に作る方法をご紹介します。

必要な材料

  • 牛乳 2リットル(新鮮なものを使用してください)

  • ヨーグルト 大さじ3(生のものを使用)

  • クエン酸 小さじ1

  • 塩 適量(お好みによって調整)

  • 殺菌された水 100ml

1. 牛乳を温める

最初に、牛乳を鍋に入れて中火で温めます。目安として、温度は約80度程度になるように温めます。沸騰させないように注意しながら温めることが大切です。温める過程で牛乳が焦げつかないように、常にかき混ぜることをお勧めします。

2. クエン酸とヨーグルトの準備

次に、別のボウルにクエン酸と水を混ぜ合わせ、完全に溶けるようにします。クエン酸はチーズを固める役割を果たします。また、ヨーグルトを加えることで、発酵が促進され、チーズにまろやかな味わいが加わります。

3. 牛乳にヨーグルトとクエン酸を加える

温めた牛乳に、先ほど準備したクエン酸の溶液とヨーグルトを加えます。全体をよく混ぜたら、火を止めます。次に、この状態で10〜15分ほど放置します。すると、牛乳が凝固し、カッテージチーズのような状態になります。

4. チーズの水分を切る

凝固した牛乳を、ガーゼやチーズクロスで包み、余分な水分をしっかりと切ります。水分が少なくなるまで絞り続けることが大切です。このプロセスによって、チーズの固さが決まります。

5. 塩を加える

水分を切ったチーズに塩を加えます。塩の量はお好みで調整してくださいが、ルームチーズは少し塩味が強めなので、少し多めに加えると美味しくなります。塩を均等に混ぜ込んで、チーズをしっかりと整形します。

6. チーズを熟成させる

塩を加えた後、チーズをラップで包んで冷蔵庫で数時間、もしくは一晩寝かせます。これにより、チーズの味がしっかりと馴染み、風味が豊かになります。チーズを熟成させることで、より深い味わいが生まれます。

7. 完成!

冷蔵庫で熟成させたチーズは、しっかりとした硬さと、程よい塩味が感じられるはずです。完成したルームチーズは、そのまま食べることができるほか、サンドイッチやサラダに加えたり、スープにトッピングしたりすることができます。さらに、グリルして食べるのも一つの方法です。

まとめ

自家製のルームチーズは、手間はかかりますが、その分味わい深いチーズが楽しめます。材料もシンプルで、特別な道具を使う必要はなく、家庭でも簡単に作ることができます。ぜひ試してみてください。

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