WhatsAppで会話を削除せずに非表示にする方法
WhatsAppは、簡単にメッセージを送受信できる人気のメッセージングアプリですが、時にはプライバシーを守るためや整理整頓を目的に、会話を非表示にしたい場合があります。ここでは、WhatsAppの会話を削除することなく、非表示にする方法を完全かつ包括的に説明します。
1. アーカイブ機能を使用する
WhatsAppには「アーカイブ」機能があります。アーカイブを使うことで、特定のチャットを非表示にすることができますが、チャット自体は削除されません。非表示にしたい会話をアーカイブする方法は以下の通りです。
アーカイブ方法(個別チャット)
- WhatsAppを開く: アプリを開き、非表示にしたいチャットが表示されている画面に移動します。
- 非表示にしたいチャットを選択: チャット一覧から、非表示にしたいチャットを長押しします。
- アーカイブボタンを押す: 画面上部に表示される「アーカイブ」アイコン(箱の中に矢印が入ったアイコン)をタップします。
- チャットがアーカイブされる: この操作を完了すると、そのチャットは「アーカイブ済み」セクションに移動します。
アーカイブ方法(グループチャット)
- グループチャットを長押しします。
- アーカイブボタンをタップし、そのグループをアーカイブします。
アーカイブされたチャットは、通常のチャット一覧からは見えなくなりますが、削除されたわけではなく、後でいつでもアーカイブを解除して再表示することができます。
2. アーカイブ済みチャットを表示する方法
アーカイブしたチャットを再度表示させるには、以下の手順を踏みます。
- WhatsAppを開く: アプリを開きます。
- チャット画面に移動: チャットタブに移動します。
- アーカイブ済みチャットを表示: チャット一覧の一番上または下に「アーカイブ済み」というセクションが表示されるので、それをタップすると、アーカイブしたすべてのチャットが表示されます。
- アーカイブを解除: アーカイブされたチャットを再表示させたい場合、そのチャットを長押しし、アーカイブ解除アイコン(箱の中に矢印が出ているアイコン)をタップします。
これで、アーカイブ済みのチャットを再度通常のチャット一覧に戻すことができます。
3. アーカイブ設定の変更
WhatsAppでは、新しいメッセージを受信してもアーカイブされたチャットがそのまま表示され続ける設定を変更できます。これにより、アーカイブされたチャットが新しいメッセージを受信した際に自動で再表示されることを防げます。設定方法は以下の通りです。
- WhatsAppを開く: アプリを開きます。
- 設定メニューに移動: 画面右上の3つの点が並んだアイコンをタップし、「設定」を選択します。
- 「チャット」設定を選択: 設定メニュー内で「チャット」をタップします。
- 「アーカイブ済みチャット」設定を変更: 「アーカイブ済みチャット」のオプションで「アーカイブされたチャットを新しいメッセージで復元しない」を選択します。
この設定を選択することで、新しいメッセージを受け取った場合でも、アーカイブされたチャットが自動的に表示されることを防げます。
4. アーカイブ機能の利用シーン
アーカイブ機能を使うシーンはさまざまです。例えば、職場やグループでの会話が多く、個人的な会話と混ざるのを避けたい場合や、一時的に不要な会話を表示させたくない場合に便利です。アーカイブしておくことで、チャットの整理ができますし、削除するわけではないので、後で見返すことができます。
5. まとめ
WhatsAppでは、会話を削除することなく、簡単に非表示にする方法としてアーカイブ機能を使用することができます。アーカイブされたチャットは、チャット一覧からは非表示となり、再表示したいときはいつでもアーカイブを解除できます。アーカイブ機能を上手に使うことで、整理されたチャット環境を作り、プライバシーを保つことができます。