Node.jsは、サーバーサイドのJavaScriptランタイムとして広く使用されているツールで、JavaScriptで非同期処理や高性能なアプリケーションを開発するための強力なプラットフォームです。この記事では、Ubuntu 18.04にNode.jsをインストールする手順について詳しく解説します。
1. 前提条件
まず、Ubuntu 18.04がインストールされているサーバーまたはPCが必要です。また、インストールを行うには管理者権限(sudo)を持っている必要があります。
2. Node.jsのインストール方法
Node.jsのインストール方法は複数ありますが、最も簡単で安定している方法は、NodeSourceリポジトリを使用する方法です。これにより、最新バージョンのNode.jsをインストールすることができます。
2.1 リポジトリの追加
まず、NodeSourceのリポジトリを追加するために、端末を開いて以下のコマンドを実行します。
bashcurl -sL https://deb.nodesource.com/setup_16.x | sudo -E bash -
ここでは、Node.jsの16.xバージョンをインストールする設定を行っています。必要に応じて、異なるバージョン(例えば、setup_18.x
など)に変更することもできます。
2.2 Node.jsのインストール
リポジトリを追加した後、次にNode.jsとnpm(Node.jsのパッケージマネージャー)をインストールします。以下のコマンドを実行してください。
bashsudo apt-get install -y nodejs
このコマンドを実行すると、Node.jsとnpmが自動的にインストールされます。
3. インストールの確認
インストールが完了したら、以下のコマンドでNode.jsとnpmのバージョンを確認します。
bashnode -v npm -v
これにより、インストールされたNode.jsとnpmのバージョンが表示されます。例えば、Node.jsが「v16.x.x」、npmが「7.x.x」のように表示されれば、正常にインストールされています。
4. Node.jsのアップグレード
もし、すでに古いバージョンのNode.jsがインストールされている場合、NodeSourceリポジトリを使って簡単にアップグレードできます。以下のコマンドを実行して、最新バージョンにアップグレードしましょう。
bashsudo apt-get install -y nodejs
これで、Node.jsの最新版がインストールされます。
5. Node.jsを使用した開発環境のセットアップ
Node.jsをインストールした後、サーバーサイドアプリケーションを開発するために、いくつかのツールをインストールするこ