電子プログラム

URLの基本構造

URL(Uniform Resource Locator)は、インターネット上で特定のリソース(ウェブページ、画像、ファイルなど)の場所を示すためのアドレスのことです。簡単に言うと、ウェブサイトのアドレスやリンクのことを指します。URLは、ウェブブラウザに入力することで特定のウェブサイトにアクセスするために使用されます。

URLは基本的に次のような構造を持っています:

  1. プロトコル: これは「http://」や「https://」などで、インターネット上でのデータ通信の方法を指定します。HTTPSは、安全な通信を意味します。

  2. ドメイン名: これはウェブサイトの名前で、例えば「google.com」や「example.org」などが該当します。

  3. パス: ドメイン名の後に続く部分で、特定のページやファイルを示します。例えば、「/about」や「/images/photo.jpg」のように、ウェブサイト内の特定のリソースの位置を指し示します。

  4. クエリ文字列(オプション): URLの末尾に「?」から始まる部分で、検索キーワードやデータのフィルタリングを指定するために使われます。例えば、「?search=coffee」などです。

  5. フラグメント識別子(オプション): URLの末尾に「#」から始まる部分で、ページ内の特定の場所を指し示すために使用されます。例えば、「#section2」のように使われます。

例えば、次のようなURLを見てみましょう:

bash
https://www.example.com/products?category=shoes#sale

このURLを分解すると:

  • プロトコル: https://

  • ドメイン名: www.example.com

  • パス: /products

  • クエリ文字列: ?category=shoes(製品カテゴリーが「靴」)

  • フラグメント識別子: #sale(「セール」のセクション)

このように、URLは特定のリソースをインターネット上で指定するために非常に重要な役割を果たします。

Back to top button