WhatsApp(ワッツアップ)は、プライバシーを守るためにいくつかの設定オプションを提供しています。特に、オンラインステータスや最後の接続時間を隠したり、特定の連絡先に対して非表示にすることが可能です。この記事では、Android版WhatsAppで「オンライン」状態や「最後の接続時間」を非表示にする方法について、ステップバイステップで説明します。
1. 「オンライン」状態を隠す方法
WhatsAppでは、ユーザーがアプリを開いていると「オンライン」と表示されます。このステータスを隠すための直接的な方法はありませんが、以下のような手段で相手に表示されないようにすることはできます。

方法:
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アプリをバックグラウンドで使用する
WhatsAppを使用中に、アプリをバックグラウンドに移動すると、他のユーザーには「オンライン」と表示されません。ただし、メッセージの送受信は通常通り行えます。 -
アプリの通知を活用する
メッセージを通知バーから直接確認し、返信できる場合にはアプリを開かずにやり取りすることで、「オンライン」と表示されないようにすることができます。
現時点では、WhatsApp自体には「オンライン」状態を完全に隠す機能は提供されていません。そのため、バックグラウンドでアプリを使用するか、通知を活用することが実質的な対策となります。
2. 「最後の接続時間」を隠す方法
「最後の接続時間」は、WhatsAppの設定で簡単に隠すことができます。これにより、自分が最後にWhatsAppを開いた時間を他のユーザーに見られなくなります。
方法:
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WhatsAppを開き、右上の3つのドット(メニューアイコン)をタップします。
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「設定」を選択します。
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「アカウント」をタップします。
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「プライバシー」を選択します。
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「最後の接続時間」をタップします。
ここで、以下のオプションから選択できます:
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全員: 誰でもあなたの「最後の接続時間」を見ることができます。
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連絡先のみ: あなたの連絡先に登録されている人だけが見ることができます。
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誰にも見せない: 誰にも「最後の接続時間」を見せないようにします。
「誰にも見せない」を選択すれば、他のユーザーはあなたが最後に接続した時間を確認できません。
3. プロフィール写真やステータスメッセージを隠す方法
WhatsAppでは、プロフィール写真やステータスメッセージもプライバシー設定から制御できます。これらを誰に見せるかを指定することができます。
方法:
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先ほどの「プライバシー」設定にアクセスします。
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以下の設定を行います:
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プロフィール写真: 誰にプロフィール写真を見せるかを選択します(「全員」、「連絡先のみ」、「誰にも見せない」)。
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ステータスメッセージ: ステータスメッセージを誰に表示するかを設定できます。
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4. 特定の連絡先をブロックする方法
特定の相手に自分の情報(「オンライン」状態や「最後の接続時間」など)を見られたくない場合、その相手をブロックすることができます。
方法:
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相手とのチャットを開きます。
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相手の名前をタップして「連絡先情報」画面を開きます。
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下にスクロールして「ブロック」を選択します。
ブロックすると、その相手はあなたの「オンライン」状態や「最後の接続時間」を見ることができなくなります。ただし、ブロックした相手がメッセージを送っても、あなたの端末には届きません。
5. 状態(ステータス)を隠す方法
WhatsAppの「状態」は、自分の気分や最新の情報を共有するためのものです。この状態を誰に見せるかを設定することができます。
方法:
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WhatsAppを開き、右上の3つのドットをタップして「設定」に進みます。
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「プライバシー」を選択し、「状態」をタップします。
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「誰に状態を見せるか」を選択します:
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全員: すべてのユーザーに状態を見せます。
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連絡先のみ: 自分の連絡先に登録されている人だけに状態を見せます。
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カスタム: 特定の人にのみ状態を見せることができます。
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誰にも見せない: 状態を誰にも見せない設定にします。
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6. 通知のプライバシー設定
WhatsAppで新しいメッセージが届いた際に、通知で内容が表示されるのを避けるために、通知設定を変更することができます。これにより、通知バーにメッセージ内容が表示されることを防げます。
方法:
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スマートフォンの設定メニューを開きます。
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「通知」セクションを選択し、WhatsAppを探します。
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通知設定で、通知内容のプレビュー表示を無効にします。
結論
WhatsAppでは、特定の情報を隠すための設定がいくつかあります。オンラインステータスや最後の接続時間、プロフィール写真、ステータスメッセージを隠すことで、プライバシーを守ることができます。特に「最後の接続時間」を隠す機能は、個人の生活スタイルに合わせたプライバシー管理ができるため便利です。また、特定のユーザーに対してブロック機能を利用すれば、その相手にはすべての情報を隠すことができます。自分のプライバシーを守るために、これらの設定を活用しましょう。