WordPressの投稿にコードを埋め込む方法は、初心者でも簡単に実行できるプロセスですが、適切な方法でコードを挿入することが重要です。以下に、WordPressの投稿やページにコードを追加する方法について、詳細で包括的なガイドを提供します。
1. 投稿またはページの編集画面にアクセス
まず、WordPressのダッシュボードにログインし、「投稿」または「ページ」セクションに移動して、新しい投稿を作成するか既存の投稿を編集します。

2. コードの種類を選択
WordPressで使えるコードの種類はさまざまですが、主に以下の方法でコードを埋め込むことができます。
2.1. コードブロックを使用する方法
WordPressのエディター(Gutenbergブロックエディター)を使用している場合、「コードブロック」を挿入するのが簡単です。これにより、コードが適切にフォーマットされ、他のコンテンツと混ざらないように表示されます。
手順:
- 投稿またはページの編集画面を開き、
+
ボタンをクリックして新しいブロックを追加します。 - 「コード」ブロックを検索し、選択します。
- コードブロック内にコードを直接入力または貼り付けます。
例:
html<p>これはHTMLコードの一例です。p>
2.2. カスタムHTMLブロックを使用する方法
HTMLタグを使いたい場合は、「カスタムHTML」ブロックを利用します。このブロックでは、HTMLコード、CSS、JavaScriptなどを自由に埋め込むことができます。
手順:
- 投稿またはページの編集画面で
+
ボタンをクリックし、「カスタムHTML」ブロックを選択します。 - ブロック内に直接コードを入力します。
例:
html<div class="custom-class">
<p>ここにカスタムHTMLコードを追加できます。p>
div>
2.3. ショートコードを使用する方法
WordPressには、ショートコードを使用して特定の機能を簡単に埋め込むことができる機能があります。たとえば、YouTubeの動画やフォームなどをショートコードで埋め込むことができます。
手順:
- 投稿やページでショートコードを埋め込みたい場所を選択します。
- ショートコードを入力します。例えば、YouTube動画を埋め込む場合、次のように記述します。
例:
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=dQw4w9WgXcQ]
2.4. プラグインを使用してコードを埋め込む方法
WordPressには、コードを埋め込むための便利なプラグインもあります。例えば、「SyntaxHighlighter」や「Crayon Syntax Highlighter」などのプラグインを使うと、コードが美しくハイライト表示されるようになります。これにより、コードの可読性が向上します。
手順:
- プラグインをインストールして有効化します。
- 投稿またはページにコードを追加する際に、プラグインの機能を利用して、コードを自動的にハイライトさせます。
3. コードを投稿に埋め込む際の注意点
- セキュリティ対策: 投稿にコードを埋め込むときは、JavaScriptなどの実行可能なコードを直接追加することは避けましょう。これはセキュリティリスクを引き起こす可能性があります。代わりに、信頼できるプラグインや埋め込みツールを使用することをお勧めします。
- エスケープ処理: 特定のコード(特にHTMLタグやPHPコード)は、エスケープ処理を施さないと誤動作を引き起こすことがあります。コードを表示するためには、
タグを使ってHTML内でコードをエスケープ処理する方法を使います。
4. コードの表示確認
コードを追加した後は、プレビューを使って正しく表示されているか確認します。特にコードが視覚的に適切にフォーマットされているか、動作に問題がないかをチェックしてください。
5. まとめ
WordPressでコードを投稿に埋め込む方法はいくつかありますが、最も一般的なのは「コードブロック」や「カスタムHTMLブロック」を使用する方法です。これらを使用すると、コードが適切にフォーマットされ、他のコンテンツと混ざらずにきれいに表示されます。プラグインを使うことで、さらに高度な機能や見栄えの良い表示も可能です。セキュリティには十分配慮し、コードの埋め込み作業を行ってください。