自家製タイムミックスの作り方
こんにちは！今回は「自家製のタイム（زعتر）」の作り方についてご紹介します。
タイムは、中東料理や地中海料理で広く使われている香草で、特に「زعتر（ザアタル）」として知られるミックススパイスが有名です。タイム自体は地中海原産で、料理に香りと風味を加えるために使われます。自家製のタイムミックスを作る方法は簡単で、家庭でも手軽に準備できます。今回は、その作り方を詳しくご紹介します。
必要な材料：
-
乾燥タイム（フレッシュタイムでも可）: 30g
-
-
スーザン（サマケ）: 1〜2大さじ（好みによって調整）
-
ごま（白ごままたは黒ごま）: 2〜3大さじ
-
オレガノ（乾燥オレガノが一般的）: 1大さじ
-
塩（できれば岩塩）: 1小さじ
-
クミン: 1/2小さじ（オプション）
-
レモンピールの乾燥パウダー: 1小さじ（オプション）
-
パプリカ（辛さが欲しい場合はピリ辛タイプ）: 1/2小さじ（オプション）
作り方：
-
タイムの準備:
まず、乾燥タイムを用意します。フレッシュタイムを使う場合は、枝から葉を丁寧に取り外し、乾燥させておきます。タイムはそのままでも、香りが豊かで非常に強いので、他の香草と調和させるために調整が必要です。 -
ごまの準備:
白ごままたは黒ごまを軽く炒めます。フライパンでごまを乾煎りし、香ばしい香りが立ち始めるまで中火で加熱します。この工程は、風味を最大限に引き出すために重要です。 -
スパイスの混ぜ合わせ:
乾燥タイム、炒ったごま、オレガノ、塩、（オプションで）クミンやレモンピール、パプリカをボウルに入れ、しっかりと混ぜます。ここで、スパイスの割合はお好みで調整できます。クミンやパプリカを加えると、少しエキゾチックな風味が加わり、タイムの香りが引き立ちます。 -
保存:
完成したタイムミックスを密閉できるガラス瓶や容器に入れて保存します。湿気を避け、冷暗所に保管することで、約1〜2ヶ月間使用できます。保存することで、スパイスの味がさらに馴染み、長期間楽しむことができます。
使い方：
-
パンの上に振りかけて:
自家製のタイムミックスを、オリーブオイルを塗ったパンに振りかけて焼くと、香ばしい風味が楽しめます。特にピタパンやフラットブレッドにぴったりです。 -
サラダやヨーグルトに:
ザアタルは、サラダのドレッシングや、ヨーグルトに混ぜて使うのにも適しています。サラダに少し振りかけると、アクセントになり、風味が豊かになります。 -
お肉や魚のマリネ:
チキンやラム肉に、このタイムミックスを使ってマリネすると、香り高い風味が加わり、肉料理が一層美味しくなります。 -
フムスやディップ:
中東料理の定番であるフムスや他のディップに加えると、風味が引き立ちます。特に、オリーブオイルと合わせてサンドイッチやディップに使うと絶品です。
まとめ：
自家製のタイムミックス（زعتر）は、簡単に作れる上に、風味豊かな香草スパイスミックスとしてさまざまな料理に使えます。必要な材料を手に入れて、自分好みにアレンジしてみましょう。オリーブオイルを使ったパンやサラダ、肉料理に活用すれば、より一層本格的な味わいが楽しめます。日々の料理に彩りを加える、香り高いタイムミックスをぜひ試してみてください！